Q.お位牌が多くて仏壇に入れいません!いい方法はありますか?

Q.お位牌が多くて仏壇に入れいません!いい方法はありますか?

ずっと代々のご先祖様の位牌を置いているため、仏壇にこれ以上位牌を置くことができません。
新たに位牌を置きたいのですが、これ以上置けない状態になった場合、どのようにすればよいのでしょう。
対策を教えてください。

繰出し位牌があります

繰出し位牌(くりだしいはい)は回出位牌といわれていて戒名や法名を記載した札板を10枚ほど補完することのできる位牌です。
基本的には故人1人につき1つの位牌を用意します。
しかし、先祖代々伝わる仏壇がある家計では位牌がどんどんと増えてきてしまい、新たな位牌を置くスペースがなく困ってしまうものです。

そのような場合には御先祖様の位牌をまとめて祀ることのできる繰出し位牌を利用します。
この位牌は宗派に関係なく使うことができるのでどのような宗派の人でも位牌の置き場所がない人は利用することを検討してみましょう。

繰出し位牌は種類がいくつかあります

繰出し位牌には屋根や扉がついているタイプのものとそういったものがついてないものがあります。
中には過去帖が一緒にいれられるものもあるので自分の家の仏壇にはどういったものが合うのか考えて選びましょう。

繰出し位牌にもサイズがいろいろとあります。
基本的には仏壇に合うサイズを選ぶものです。
ただ、仏壇の最上段にある御本尊よりも背が高くならないものを選びます。

新仏の位牌を作るにあたっては繰出し位牌よりも大きいものにはしません。
一般的には4.0寸から5.0寸のものが標準サイズです。

繰出し位牌へ変更する時期にはいくつかのルールがあります

一部の宗派以外は、基本的に一番最初に作る故人の位牌は本位牌です。
しかし、地域や家計によっては新仏から繰出し位牌に納めるという場合もあります。

ただ、基本的には仏壇の中に札位牌が増えて新たな位牌が置けなくなったところで位牌を繰出し位牌に変更するというケースが多いです。
しかし、それ以外にも三十三回忌や五十回忌といった年忌供養が終わった際に繰出し位牌や過去帖へ変更するという場合もあります。
地域や宗派、家計によって考え方も違うので家族に確認して決めた方が安心です。

繰出し位牌への移し方としては札位牌に書かれている通りに移します。
記載が違う場合には統一して移すことが一般的です。
夫婦位牌の場合には札板を1枚ずつ分けることになりますが、特に分け方の決まりはないものの中札の順番を変えることもあるため1枚札に分けておく方が使いやすいといえます。

普段は中札の順番は先祖代々之霊位の札を一番前にしてご先祖様の順番に並べるものです。
祥月命日や付き命日の際には供養する人の中札を一番手前にして供養をします。