社葬

社葬を行う意義は一般葬と違う

葬儀は、人がお亡くなりになりその死を悼み、生前の感謝の気持ちをもってお祈りするために行うものですが、一般葬とは違い社葬は、またその意義に違いがあります。
死は生きとし生けるものすべてに訪れるものであり、その死に対する儀式は、体系化され、宗教観に沿って行われます。
企業のトップや経営に関わる主軸の人間がこの世を去る時、その死は多方面に大きな衝撃を与えるものとなる可能性があります。

またその方の死によって、企業経営に関し代表が変わるという事もありますので、一般葬とは違い、社会性の高い葬儀を執り行う必要があるのです。
社葬は、企業が存在意義を社会全般に認識させるためにも大切な儀式です。

一般葬との違い

一般葬では、喪主が葬儀費用をだし、運営を行う事が一般的ですが、社葬の場合、喪主は遺族代表が、施主は企業が務めることになります。
葬儀委員長は企業の代表者が務めるのが通常です。

故人葬はお亡くなりになった方に哀悼し、慰安するという目的で行われるものです。
しかし社葬は、その意味を持ちながらも、故人が企業にどのような功績をもたらしたのか、またそのことがこの先、企業にどのような盤石であるのかを知らしめるという目的も持っています。

故人の貢献に対し、企業そのものをアピールするという場でもあるのです。
社葬は一般葬と違い、趣旨、目的をはっきりさせることが必要な葬儀ともいえます。

社葬と合同葬の違い

社葬とおなじように、故人のご遺族とともに行う合同葬があります。
社葬は、一般葬を密葬で行い、後に社葬を行うという流れになります。
故人がお亡くなりになった直後、ご家族主催で近親者のみ参列する一般葬、密葬を行い、この後、通常2週間以上準備期間を置き、社葬を行います。

大勢の一般会葬者が改葬する告別式という形で構成され、宗教礼儀を持った本葬としての位置づけがありますので、故人を送るという意味合いの深い葬儀です。
しかし密葬がすんでいるため、社会的に企業をプレゼンするという意味合いの強い葬儀になりつつあります。

合同葬は企業と遺族が葬儀を主宰し、故人葬と本葬(社葬)を共に行う葬儀です。
合同葬は複数の企業や団体が合同で行う場合も合同葬と呼ばれます。
遺族の宗旨宗派で行いますが、企業と話し合いの上行います。

お別れ会も合同葬の一つの形

親族や故人の友人が行うお別れ会も大きく分ければ社葬、合同葬の一部といえます。
葬式を行う斎場ではなくホテルなどで行われることが多く、柔らかな雰囲気の中、故人の生前をたたえる、忍ぶという会です。
お別れ会は、友人や親族、また会社関係者などが行う事が多く、社葬とはまた違うイメージの会です。