Q.お葬式はいつまでにしなければいけないのか

明確に決められた期限はありません

病気などで療養されていて、後に命の期限が迫っていることがわかっている時、遺族の不安となるのが葬儀の事でしょう。
核家族化が進み、葬儀に参列する機会も減っています。
また実家で行う必要がある葬儀の場合、喪主となっても何をすればいいのか、どういう風に準備すればいいのかわからないと不安になるのもわかります。

葬式をいつまでにしなければならないのかという子質問ですが、死後、「いつまでに葬儀する必要がある」などの明確な決まりはありません。
法律によると、死亡届の提出期限として、死の事実が判明してから7日以内、国外の場合3ヵ月以内と定められています。
また火葬、埋葬に関しては、特別に指定された感染症にかかった死者、また疑いがある場合の死者以外については死後24時間以内の火葬、埋葬を禁止しています。

この2点について法律によって定められています。
葬儀、お葬式に関しては多義的な意味合いを持っていますので、東北地方などの場合、24時間経過後、「火葬を行って」葬儀を行う骨葬を行う地域があります。

骨葬以外、それほど葬儀は伸ばせない

骨葬の場合、すでに火葬されご遺骨となっていますので、葬儀を先に延ばすこともできます。
しかし葬儀の後、火葬するという場合、火葬をそんなに長く伸ばすことはできません。

火葬を伸ばすという事になると、防腐など遺体に対する処置を行うエンバーミングを行わなくてはなりません。
ドライアイスでいいじゃないかと考える方もいますが、ドライアイスの場合、ご遺体の状況によって違いがありますが、1週間くらいが限度です。
それ以上はドライアイスでご遺体の腐敗を止めることはできないのです。

葬儀を早く行うのは死者の威厳を保つため

ご遺体の腐敗が進むと、容貌がかなり変化します。
ご遺体の容貌の変化は腐敗の進行によって大きく進んでしまう事もありますので、葬儀はなるべく早く行う必要があるのです。
ご遺族としては、出来る限り長く故人と共に時間を過ごしたいという気持ちがあるかと思いますが、死者の尊厳を冒とくしてしまう事にもつながります。

腐敗の事、また長くご遺体と過ごすことは遺族がむやみに悲しむ時間を長くしているだけなのです。
こうしたことを考慮し、葬儀は早めに行う方がいいのです。

ご遺体の事を考えると死後3日目位に葬儀を

ご遺体の状態にもよりますが、ドライアイスで保存するという場合、死亡日の翌日、若しくは翌々日に通夜、その翌日に葬儀となりますので、3日目、4日目には葬儀、火葬を済ませるのがベストでしょう。
状況によっては5日目、6日目まで火葬を伸ばせる事もありますが、出来れば、お亡くなりになってから3日目、4日目には火葬できるタイミングにすることが望まれます。